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会員様宛に発送しているお便りです。

NEW地球創庫だよりNo.181

急に温かくなったり寒くなったりで、朝夕着替えるのが大変な今日この頃です。春は急な天候の変化とともに、解毒の季節ですので、体調の変化によく気を使ってください。体調を一定に維持するのではなく、その日(気)にあわせて波に乗るように季節に乗っかるといいですよね。 
そんな折、2月28日に、私は今年もまた国府宮はだか祭りに参加してきました。かれこれ50年以上参加していますが(私は59歳です)、今年ほど天候に恵まれた年はありませんでした。気温は15.2度、風も殆どなく、裸で歩いていても寒さよりも清々しさを感じました(はだか男は8100人でした)。
 国府宮はだか祭りは、各地からはだか男が人々の厄除けの願いを託した「なおい笹」を担ぎ、国府宮神社へと威勢よく練り歩くのですが、私のかねてからの目標であったのは「60歳になって赤ふんどしを締めてはだか祭りを卒業する」と言うものでした。私の町からも今年3人ほど赤ふんどしを締めて参加がありましたが、1人紫ふんどしを締めている人がいて、聞くとこの人は70歳!! 筋肉隆々、ボディビルダー並みの体で、道すがら、参拝者にポーズをとって写真を撮らせてあげていました。
すごいなーと感心していたところが、国府宮神社の参道に入ろうとすると、ひと際 きらびやかに輝いて見えるはだか男に出会いました。その人はふんどしも足袋もゴールドで、背筋もピシッとして神々しいいでたちでした。年齢を聞くと、な、な、なんと84歳!!
その場でひれ伏したい気持ちでしたが、すでに手がその人の体中をすりすりと触りまくっていました。これは絶対に神男よりもご利益があるに違いないと言う浅ましい行動をとってしまいました(もちろん、紫ふんどしのボディビルダーも一緒です)。今年は本当に大ビックリの年でした。
 話は変わりますが、2月22日と3月8日に樋田先生の声かけで波動医学の勉強会に参加してきました。私の理解した事は、まず「全てのものは波動である」という事から、人体においても各器官や臓器には固有の振動数があり、その変調が病気として現われ、振動数を整える事によって修正してゆくというものでした。ニュースキャンという機器で自分の状態を知り、振動数を整えて、自己回復力をサポートしたり、健康予報や検診ツールとして活用できれば良いがと説明していました。
実際、ドイツの医療界ではすでに6000機が予防医学のためにこの機械が使われていて、日本はこの分野では遅れているそうです。私も、これからの医療としてもっと勉強を重ねてゆこうと思います。
 最後に、先日3月18日は臨床検討会がありました。参加された人は口々に「すっごく面白かった」と言われ、北九州から来ていただいた方にも喜んでいただけました。
内容ですって。 内容は来て頂いた人同士の ヒ・ミ・ツ・・ですから!!(というのは冗談で、またケビンから報告があると思いますよ)。
 次回ぜひ参加してください。

                    2018.03.20   KAN

情報伝言版

このコーナーは、会員の皆様が、有効に利用して頂くためのものです。
“ 売ります、買います、募集します・・・etc. ”皆様の情報を、ガイアそうこまで  お寄せ下さい.
【ガイアそうこ:fax(052)961−1090 メールアドレス:kourai@gaiasouko.com 】

今後の予定
平成30年 6月17日(日)15:30〜  日本高麗手指鍼学会総会
平成30年 6月17日(日)第1回・第2回高麗手指鍼勉強会(入門コース)
平成30年 7月 1日(日) 第3回・第4回高麗手指鍼勉強会(入門コース)
お願い

お知らせ
※役員の知人の方がご厚意により月刊誌を訳してくださったものを同封します。
(1・2月号)
※H30年度の勉強会日程表及び受講料の資料を同封致しました。ご確認下さい。
                                               

NEW地球創庫だよりNo.182

「挨拶」 
4月になると私の勤務する鍼灸専門学校には、新入生が入学してきます。毎年繰り返される行事のひとつですが近年思うことは、年々きちっと挨拶のできる若者が少なくなっているということです。日々の生活の中で、人と接する際の潤滑油になる挨拶。この言葉は元々仏教語であるといわれています。「挨」は押す、突き進むという意を表し、「拶」はせめるという意味があり、挨拶は互いに押し合うという意味になるとのこと。そこから師匠と弟子、あるいは修行僧同士が言葉や動作で悟りの深浅を試すことを指すようになったといわれています。
くらしの中のちょっとした挨拶は人と人との垣根をとりはらい、雰囲気を和ませ、温かくさせます。スマホ、パソコンと向き合う時間が多く、コミュニケーション不足と言われる現代。それだからこそ一語一語の意味を理解し効果を認識することが必要なのではないでしょうか。
 ありがとうの語源も「有り難い」。これも仏教語といわれています。反対語は「あたりまえ」。日々の生活をあたりまえと考えず、ありがとうという気持ちで4
月から始まる新年度の生活をスタートしようではありませんか。
NIN NIN
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平成30年 6月17日(日)15:30〜  日本高麗手指鍼学会総会
平成30年 6月17日(日)第1回・第2回高麗手指鍼勉強会(入門コース)
平成30年 7月 1日(日) 第3回・第4回高麗手指鍼勉強会(入門コース)
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お知らせ
※ 第16回 日本高麗手指鍼学会 「総会」を開催いたします。
つきましては、「総会出欠通知」の葉書を同封しました。
ご返事は、5月末日までにご投函いただきますようお願い申し上げます。
                                               

NEW地球創庫だよりNo.183

「治め方」
みなさんいつもありがとうございます。最近読んだ本の中の一つに五木寛之さんの「健康という病」があります。納得できる内容が満載でした。
「健康を過度に気遣うことは、深刻な病気である。氾濫する健康記事、健康番組に一喜一憂するのは、健康という病である」本当にその通りだと思います。
私は50歳を過ぎてからめまいをはじめ数々の体調不良に悩まされています。
そんな時に救いになっているのが、尊敬する医師であるH先生がいつも患者さんに伝えている「症状即療法」という考え方です。
今年になって尿管結石で人生初の救急車に乗りました。病院での待ち時間が面倒くさいと言う不謹慎な理由で救急車を利用してしまったので乗り心地は最悪、後味も悪かったです。
病院について診察していただいたら、若い研修医が「やはり石ですね。坐薬出しときますから専門の病院で診てもらってください」との一言。
14年前にも結石を経験していた私は対処の仕方も解っていましたし、オーリングテストで結石の位置も確認できるので結局専門の病院には行かず自己流で経過観察していました。
痛みも落ち着き忘れていた四月二日、意志の強い石さんは2ヶ月半の滞在を終え無事に旅立たれました。残念だったのはオーリングテストのサンプルとして回収できなかったことです。
人間を画一的にみることはできません。その人その人の病の治め方があります。今回の体験を通して私達の役割は患者さん一人一人の「病の治め方を見つけるお手伝い」と「健康でなければいけないストレスから解放」することだと改めて思いました。                            徳永

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今後の予定
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平成30年 6月17日(日)第1回・第2回高麗手指鍼勉強会(入門コース)
平成30年 7月 1日(日) 第3回・第4回高麗手指鍼勉強会(入門コース)
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お知らせ
※同封しましたお振込用紙にて、平成30年度年会費5,000円のお振込みを
どうぞよろしくお願い申し上げます。振込期限:6月末日
                                               

NEW地球創庫だよりNo.184

「求めない」

こんにちは。今年もあっという間に半年が終わろうとしてますね。
今年前半を振り返り、とても心に残りました詩集をご紹介をさせていただきます。

『求めない』という詩集本です。
「信州伊那谷の老子が語りかける魂の言葉」と本の帯にある、加島祥造先生の45万部のベストセラー作品ですのでご存知の方も多いかも知れません。
 加島祥造先生は1923年東京生まれ。青山学院短期大学等でアメリカ文学を教え英語からの老子訳や老子の思想についてなど多数の著作があり、活躍されていましたが2015年に92歳でご逝去されました。
 『求めない』というと、『諦める』と、とらえてしまうかも知れませんが(私もそのように想像して読み始めました。)前書きに
 ぼくが「求めない」というのは 求めないですむことは 求めないってことなんだ。すると体のなかにある命が動きだす。それは喜びにつながっている。とありました。
 各ページに短い詩があり
求めないー
すると
で始まる、心の縛りが取れていく言葉が書いてあります。その詩の一つ一つを読み進めていくたびに、
尾張旭市の先生の治療と、詩の言葉が、私の中で重なっていきました。
先生はウツ症状の方に
「今はウツでいいのです。」と言われたり、他の症状の方にも
「症状即療法」と言われたり、患者さんはそう言われると、とても心が落ち着かれるようで、穏やかな表情になられます。
症状を治そうと「求めている」間はなかなか治らず「求めない」気持ちで、養生に専念されていると回復に向かわれることがよくあります。
「求めて」努力することは大切ですが「求めない」で心の縛りをとくことも大切なことと学んだ気持ちになった本でした。
Acupuncture.K

名誉会長 樋田和彦先生の生き方語録
健康法や治療法は個人別の生命自身の事実に立脚すべきもので学説や理論にとらわれるべきではない。

※今回より新しいコーナーを設けました。名誉会長の樋田和彦先生の言葉を皆様にお届け致します
今後の予定
平成30年 7月 1日(日)第3回・第4回高麗手指鍼勉強会(入門コース)
平成30年 8月 5日(日)第5回・第6回高麗手指鍼勉強会(応用コース)
平成30年 9月9日(日)第7回・第8回高麗手指鍼勉強会(応用コース)
情報伝言版

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“ 売ります、買います、募集します・・・etc. ”皆様の情報を、ガイアそうこまで  お寄せ下さい.
【ガイアそうこ:fax(052)961−1090 メールアドレス:kourai@gaiasouko.com 】

お知らせ
※H30年度年会費の納入がお済でない方は、ご入金をお願い致します。
※役員の知人の方がご厚意で訳して下さった資料を同封いたします。(5月号)
                                               

NEW地球創庫だよりNo.185

エンジェルになって
会員の皆さんこんにちは、役員の中で1番顔の良い神野です。
今回は私の告白です。(やっと書けるようになりました)長い文章ですがよろしく
2年半前の事、医師より「前立腺がんで骨と肺に転移してますよ」「手術は出来なく薬で進行を止めるだけですね」と言われ、「あと何年ですか」と無理やり聞くと言いにくそうに「5年ですね」との返事でした。(薄々は感じていたけど、まさか・・・)
その帰り道、突然「そうか、いっちょやったろか」と訳の解らない力と、今までガンの患者さんを診てきて「今度は自分自身を治療するのだ」と妙な楽しみが湧いてきました。(当時の体は尿も良く出るようになり、疲れやすいが元気になっていました)
@最初に始めた事は、ガンと言わずにエンジェルと呼ぶ事にしました。
(なんか楽しくない?)
そして考え方を、5年と言われたけど寿命は自分で決めるもので「どう生きてどう進めるかは自分次第だよな」と言い聞かせ、いつも患者さんには「死を伸ばす事より、生を高める事」を伝えてきたので、今度は自分にもう一度深く受け止め進む事にしました。
@次に、全ての患者さんに告知する事でした。
(告知しても仕事は続けていますよ)
この告知に踏み切った事を書くには用紙が足らないのでまた今度に。
びっくりしたのが、患者さんの中には色々な宗教の方、神社参拝される方が多くおられます。
皆さんが「先生の事お参りしてきたよ、お札だよ、水晶だよ」など多くの真心を頂きました。そして、患者さんと私がこんなに結び付いているとは、改めて知り、改めて感謝しました。
@次に、やはり落ち込む。
半年位経ち次第に過去、現在、未来の事を考えた時に、言葉では上手く言い表せないのですが、最初に「いっちょやったろか」パワーが弱くなり「自分に合った生き方とは?人生の整理とは?」等、重苦しい日々がつづきました。
@出会いと開き直り。
いくら考えても5年の死に対するスッキリとした答えは無いまま1年半程過ぎ、久しぶりに広島、岡山、大阪と3泊4日の旅行に行きました。
岡山である神社にお参りに行きそこで何だか妙に元気を頂き、大阪で元会員に会い「色彩治療どう?」と教えてもらい「これはオ−リングテストと高麗手指鍼と色彩治療を合わせると面白い事になるぞ」と思い久しぶりにワクワクしました。
帰ってから患者さんに治療すると調子が良く、今日まで夢中に続けています。
いつの間にか、このミックス治療が自分の支えとなり、楽しい人生が生まれていると感じ「まあ、生きる所までが生きれる所」と思い日々感謝しています。
@あと1年の命と言われたら?(仕事を辞めて好きな事するわ!?)
あと3年の命と言われたら?(仕事を辞めて? 好きな事するかなぁ!?)
では5年の命と言われたら?(仕事を辞めず? 好きな事もするかなぁ・・・?)
あなたは、どんな生き方、どんな楽しみ方をしますか?
では、臨床検討会でこの答えとミックス治療の検討会をしましょうか?   
よろしく!

名誉会長 樋田和彦先生の生き方語録
「医療の中に医療なし、教育の中に教育なし」と講演の中で聞いた文句が妙に印象に残っている。専門の立場だけではその本質は見えない、広い立場から見るようにすべきだという意味だったと思う。
私にとって「座右の銘」のひとつである。
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平成30年 8月 5日(日)第5回・第6回高麗手指鍼勉強会(応用コース)
平成30年 9月9日(日)第7回・第8回高麗手指鍼勉強会(応用コース)
平成30年 10月 14日(日)第9回・第10回高麗手指鍼勉強会(応用コース)
お知らせ
※H30年度の年会費のお振込みがまだな方は、ご入金お願い致します。
※役員の知人の方がご厚意で訳して下さった資料を同封いたします。(6月号)
                                               

NEW地球創庫だよりNo.186

みなさん、こんにちは。
 暑い日が続いております。名古屋では気温が40℃を超え、なんと40.3℃という日がありました。お盆から少し暑さも和らいでいますが、体調は崩されていませんか?

 わたくし、旅行?が好き、乗り物に乗るのが好きで、一人でフラフラしております。
 おそらく、普通の人にはあまり理解されないような事もしております。石垣島、滞在6時間とか、韓国(ソウル)、日帰りなどなど。韓国にはたまに出かけております。
韓国はセントレアからではなく、羽田、成田経由です。飛行機に何回も乗れてこれが楽しいんです。今、乗ってみたいのはA380ですかね・・・。(笑)
 この夏にも出かけておりました。旅程は名古屋 → 仙台、仙台 → 大阪、大阪 → 名古屋です。まあ、これだけを見れば普通かもしれません。ですが、仙台の滞在時間は4時間ほど(仙台では何もしておりません)、その日のうちに大阪に行きました。何をしに行ったかと言うと、船(フェリー)と飛行機に乗りに行ったと言う事ですかね。遅い乗り物と速い乗り物に。名古屋から仙台は乗船時間21時間30分、仙台から関空は飛行時間1時間30分。何か不思議な感覚でした。
 最近はクルーズという事でとても大きな豪華船で何日もかけて世界中を巡るものや、短期のものもあるみたいですね。船の旅ってあまりされていない方も多いのではないでしょうか。今回はクルーズではなく、太平洋フェリーの定期便でした。短い船旅でしたが時間がとてもゆっくり流れ、なにもしないというのが、私には合っていたみたいです。たまに、甲板に出て、風を受けながら、大海原を進んで行くのを眺めていたり、温泉に入ったり、夜や昼にはコンサートがあったり、日常を忘れるにはもってこいの乗りものでした。好き嫌いがありますので、なんとも言えませんが、個人的にはお勧めです。
今度、船の旅という選択肢も入れてみてはいかがでしょうか。

 まだまだ暑い日が続きます、お体には十分お気をつけ下さい。
                        ありがとうございました。
                     2018年 8月   Kuu

名誉会長 樋田和彦先生の生き方語録
ホリスティックは人間の良心。
損得・善悪の直線思考と「人間万事塞翁が馬」の円思考が必要だ。

ホリスティックとはすべての壁をとる空の世界である。

自分の中に生きる目的があり、自立した家族とも程良い距離に住み、同じ目的に向う仲間がいる。さらに自分の存在が死んだ後にも残り何らかの貢献ができれば、これ以上の喜びはない。

無常―万物流転
変わらないもの信念
―"何を信ずるか"で人生は決まる

(無)比較
(無)限界
今、此処
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平成30年 9月9日(日)第7回・第8回高麗手指鍼勉強会(応用コース)
平成30年 10月 14日(日)第9回・第10回高麗手指鍼勉強会(応用コース)
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NEW地球創庫だよりNo.187

”病気も健康のうち”は本当です。

今回、10数年ぶりに地球創庫だよりを書かせて頂く事になりました。
沖縄で開業しております、歓会鍼灸院(かんかい)院長の屋比久伸也と申します。
名古屋の鍼灸学校を通わせて頂き、ガイアそうこ、尾張旭市で耳鼻科心療内科を開業なさっている、樋田先生の下で3年間学ばせて頂きました。
あの3年間が私の治療家として、また一人の人間としての土台を作ってくれたと思います。
学生の頃、悩み、迷いに襲われた時、ある本を何度も何度も読んでいました。
その本とは、樋田医師の書かれた本。勿論、今でも宝物です。
その本に書かれている言葉に、いつも勇気付けられます。
その言葉が、”病気も健康のうち”。
病も健康も分けられない、全ては身体が正常に戻る為の過程、また”気付き”と言う宝物を得る為に、必要な道のりである。
この言葉を心に刻み、今も変わらず、患者さんと向き合っています。
私自身、幼少期から病む事が多く、なぜ自分だけ?と思う事がありました。
しかし今、治療家として目の前の方と向き合えるのも、あの頃に病んだ経験があったからだと思います。
精神的な健康、肉体的な健康、経済的な健康、色々ありますが、目の前の患者さんを見つめ、また自分自身も常に見つめ直し、これからも治療に励みたいと思います。

名誉会長 樋田和彦先生の生き方語録
病気をするのは
欲張ること
怒ること
恨むこと
心配して憂うつになること
親先祖の墓参りや供養不足

朝起きたら
太陽に感謝し
空気に感謝し
水に感謝し
箸、茶碗、食物から
各種器物にまですべてに感謝し
全身を感謝で満たす
全ての人に善意を持つ

物心二元論の西洋科学から物心一元論(心身一如)の東洋思想へ回帰しようとする現代、目に見えない科学・量子論から見ると当たり前のことなのです。
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NEW地球創庫だよりNo.188

今年はじめて相応療法入門編を担当させていただきました茶原です。
平成20年度の卒業生です。
 子供を出産後体調が悪く運動不足からと指摘され、リズム体操を始めてボランティアで指導を始めたらあっという間に沢山の人が集まりました。子育て中から勉強しながら活動して37年目です。若いインストラクターがたくさんいるなかで活動できるのは、学会で教えていただいた理論を体操の中に取り入れているので動きの説明ができるからだと思います。女性の集まり、老人会、子育て教室、デイサービスなどの指導、どんな講座でも手のひら健康法はお話しします。自分の健康につながる話を頭に入れながら楽しい曲、癒しの音楽に合わせて運動するとみなさま生き生きとした顔になります。
 1日目の入門編で今年はたまたま女性ばかりでした。私の経験で女性が社会に出てお仕事をして行く事は、自分の健康、家族の健康があっての事と言葉に力が入りました。皆さんの目がしっかり私を見つめました。女性でも色々な生き方がありますが、結婚して子供を育てながら仕事をしていく上で高麗手指鍼を勉強して、健康管理ができることは財産なんです。また応用ができるのです。わたしもひとつの世界で37年活動してられるというのはけがをしたり体調を崩したり更年期だったりしながらも、治療してもらったり高麗手指鍼のお陰と感謝しております。
 日々の雑用に追われなかなか精進できないと反省しておりますが、活動をとおして人々にお役に立つ生き方をしていきたいと思います。  茶原

名誉会長 樋田和彦先生の生き方語録
「生命(いのち)は病気していないよ」

自然療法家はそう言っています。

一方、通常医療では「病気は悪いもの」「病気は敵」ととらえ「細菌やウイルス」などを病因とし、投薬や手術で対応します。

自然療法家は、それらは結果的に発生するのであって元になっているのは生活上の意識とか心の歪みであり、本来病気というものはないという人までいます。

私は両者の立場と考え方をよく理解しながら、その人に応じて勇気と安心と納得を与えることで決めています。

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NEW地球創庫だよりNo.189

「心配でたまりません。」と言われる患者さんが来られたので、「それは良かったですね〜。」と微笑み返しましたら、「何ですか!!どういうことですか!!」と怒られました。
 おかしいのかな〜、心配と言うのは、本来「心」を「配る」という事ですから、不安な気持ちが湧き上がってきたとき、その気持ちを治めるために、いろいろな「心」を、いろいろな相手や場所に対して「配り」まわる行動をすることです。ですから「心配でたまりません。」と言う意味は、「私は、次々と湧き上がって来る不安に対して、考えられる限り「心」を「配り」回っていて、不安は全くたまりません。」という事を言っているのです。
 ですから、正しく言い直すと、「不安で仕方がありません。」と言っていただいたほうがよいと思います。それは、「私は、不安が湧き上がってきて、もうどうしようもなく、方法がわかりません。」と訴えているわけです。ですから、そういった人には、「しっかりと心配をしてくださいね。」と言うだけです。私は、国語学者ではありませんので、正しい解釈かどうかはわかりませんが、漢字を出来るだけ正しく把握しようとはしています。
 その様に考えるようにすると、「ああ、自分は心配しているのではなくて、不安なんだな。」とわかり、とても納得して行動が出来るようになるようです。「心配」という意味を取り違えた言葉を、口に出して言っていると、いつの間にか自分が不安な事を忘れてしまい、心があやふやになってしまうようです。
 東洋医学的に考えてみると、不安になるとうつむきかげんに体が前倒しになり、胸を圧迫し、呼吸が浅くなって心肺機能が落ちてきます。それが心肺症状で、その心肺機能低下症状を改善させることが心配するという行動になります。
 ですから皆さん、不安になったらどんどん心配をしてください。
   (ご意見がありましたら、投稿してください。)

                  2018・11・18    KAN
名誉会長 樋田和彦先生の生き方語録
「症状は療法である。」
ときに、この言葉は病人を力づけることがある。体に合わないものを食べれば、下痢するか嘔吐するかお腹が痛いということが起きる。そうすることによってバランスを取っている
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・事務局 年末年始休業期間 
12月28日(金)〜1月6日(日)
(1月7日(月)から始業致します。)
お知らせ
・役員の知人の方がご厚意で訳して下さった資料を同封いたします。(9月号)
・2019年の子午流注を同封いたします。
                                               

NEW地球創庫だよりNo.190


聞き書き系の作業
 今年の4月からボケ防止に大学院に通っています。研究テーマは「介護民俗学」の検証。六車由美さんの『驚きの介護民俗学』(医学書院)を読み、介護と民族学という二つの言葉の組み合わせに興味を憶えたからです。民俗学とは「近代化が進行し人々の生活スタイルが変化してゆく中で、それぞれの地域で伝承されてきた民族文化が失われてしまうことへの危機感からすすめられてきた学問」です。そして口承によって伝えられてきた芸能や暮らしの中で使われてきた民具などの民衆文化を対象としています。そしてその主な方法は地域の高齢者へのインタビューつまり「聞き書き」を中心にしています。六車さんは聞き書きは「広義のターミナルケア」と述べています。先日論文の中間発表があり聞き書き系の作業をまとめてみました。

 「はなし」を「聞く」、他人の「はなし」に耳を傾けるということは、誰にでもできることとして行われてきた。民俗学以外にも社会学、高齢者福祉、医療など多くの分野で使われてきた。その中で傾聴、回想法、聞き書きについて考えてみる。
 
(1)傾聴
 傾聴とは、話し手が自由に自分を表現できるように、面接者が言語的・非言語的メッセージを送りながら、ひたすら聴くことである。ひたすら聴くとは、面接者は話し手の話に共感をもって耳を傾け、そして自分の話をよく聴いてくれているということを話し手が実感できるように反応することである。聞き手は面接している間は、どんなに忙しい状況でもそれに集中する。『社会福祉士相談援助演習』(白澤政和他編、中央法規出版2015年)では、「傾聴とは、単にクライアントの話を聴くだけでなく、聴いているということを非言語的に伝えるということも含んでいる。」と定義している。傾聴を実現するために、それに必要な態度と技法を習得しその応答技法により相手を安心させたり、勇気を与えたりすることで、語られる言葉が示す内容そのものよりも、「言葉の中に隠された話し手の気持ち、思い、心の動き」を察する」ことを目的としている。
 傾聴に必要な態度とは、身構えのない態度、相手をありのままに受け容れる態度、共感する態度、余裕のある落ち着いた態度などがあげられる。傾聴を実現させる技法としては、促し、繰り返し、要約と確認、解釈、自信、沈黙、明確化などがあげられる。

(2)回想法
 認知症とは今までに得た知識や情報、物事を判断する能力、趣味、思い出、家族までがわからなくなってしまう病気で今や65歳以上の10人に1人が認知症ということである。認知症の治療法の中の非薬物療法のひとつに回想法がある。個人のそれぞれのライフスタイルにそった生活史、日々の暮らしぶりを把握して高齢者の理解を深め、認知症高齢者の問題行動、原因、背景を深く知ることで介護する側の的確な対応を可能にし、特に聞き書きを精神的ケアに役立てようとする方法である。1963年にアメリカの老年精神医学の研究者ロバート・バトラーが提唱した「思い出話を媒介としたグループセラピー」であり、高齢者のライフヒストリーの傾聴を通してQOL(生活の質)の向上を目指す心理療法である。欧米諸国で研究されイギリスでは80年代初めから広く普及し実践されてきた。回想とは高齢者個人が長い人生経験を自由に思い出し、たんなる出来事や事実だけでなくその時々に感じたことや自分自身の想いを再確認し、同じ環境にいるものが語り合うことにより心身をリフレッシュさせるのである。回想法では関心の中心が回想の内容よりも、利用者の非言語的表現や気持の動き、参加者のコミュニケーションにあり、回想法終了後の評価もされている。また近年では医療分野での研究も多い。

(3)聞き書き
 聞き書きはインタビューや取材を含めれば多くの分野で用いられている方法である。現在では高校生の教育活動のひとつとしてNPO法人共存の森ネットワークが「聞き書き甲子園」を平成16年から開催している。毎年全国から選ばれた高校生100人が森や川、海とともに生きてきた100人の名人を訪ね、一対一で知恵、技、生き方、価値観を聞き書きし、整理し作品に仕上げる。その過程で高校生は、知識とともに、名人の生きる姿勢を学び自分の将来や進路を考えるのに役立てている。この活動のなかで「聞き書きとは郷土史や民俗調査は、事実・史実の積み重ね。それらの行間を埋める作業が、聞き書き。その人の職業や想いを通じ、そこに生きた人の人生を浮かび上がらせる。そして、私たちの未来の暮らしを考える。」と定義し、「その人の生きてきた証を残す。自叙伝を残すのは、限られた人。偉人伝が残るのも、限られた人。普通の庶民の暮らしの中に、実は大切なものがある。ひとりひとりの命の重さ、生きることの豊かさ・・・」ともいっている。

拙文で申し訳ありません。どうでしょう皆さんはこの一年 人の話に耳を傾けることができましたか?
NINNIN
名誉会長 樋田和彦先生の生き方語録
「健康と病気の境なし」
どこまでを健康というのか?どこからを病気というのか?
決定づける基準はない。単なる情報と信じ込みに過ぎない。
情報伝言版

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