心の図形(改訂版)
ストレスの治療において僕のカウンセリングではよくこの図形の話をさせて頂きます。どの図の所に今の自分の気持ちや思いがあるのかを筋反射テストを利用して診べます。また、一つの丸は自分。もう一つの丸は気になる人や事柄に対しての思いの深さとして診べます。
@○ ○ A○○B○○C○○D○○ E
二つの丸の6種類の図形で表します。
@ ○ ○
これは人との疎外感や分離感を強く感じていて気持ちがまったく通じ合えないと感じている心の状態です。
A ○○
これは@ほどではないとしても一体感にはほど遠い心の状態を表しています。
B ○○
これは理想の形です。2つの丸い磁石が一点で接していて重なっていない。 いつでもくっついたり離れたりできる心の状態です。家族ならああしろこうしろと言わずにその人を「見守る」姿勢です。またお互いを真正面から見つめるのではなくて隣りにいて一緒に同じ方向を向いている関係です。人との一体感や心が安心感で満たされていて執着する事もない状態です。気持ちの軽いおだやかな安らかな時です。
C ○○
これは2つの輪が鎖の様に結がっていて互いの関係が重い、考えすぎている状態です。うっとおしいとかわずらわしいと感じたり、あーせねば、こーせねばとか、どうしても・・・という言葉が出やすい状態です。
D ○○
これは2つの輪ががっちり組み合っていてまったく動かせない。まるで知恵の輪をはずそうにもはずせないといった心の状態です。人との関係が重すぎて気持ちを切りかえる事ができず、執着がひどくてそこから抜け出せない状態です。絶対にとか必ずとかいう思いが強くて心が苦しんでいます。
E
これは糸がからんでしまってまったくほどく事ができずに八方塞がりでどちらを向いたらいいのかさえ分からなくなっている。ものすごく執着が強くて頭がコチコチに固まっている状態です。
あなたは今、危険な心の状態に入っていないでしょうか?筋反射テストができれば診べてみましょう。そして心が苦しがっている人を診てあげて下さい。
この6つの図形の話をしてあげるだけでも心がほぐれてくるはずです。